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ティラノサウルスを作ろう!

制作日記 - 3D関連

作者 Tag. 2010年 8月 30日(月曜日) 00:43

今回はこれをお手軽手法で展開図にしてみます。
図1
果たして本当に展開図に出来るのでしょうか。
図2

夏と言えば昆虫か恐竜。ということで、今回はティラノサウルスを作ってみたいと思います。
と、言っても、前回の続きですから、ティラノサウルスの3Dデータ自体は、フリーのものを利用します。予め言っておきますが、今回はお手軽ベースのしょーもない内容ですので、あまり有用と思われない方はスルーでお願いします。お手軽な内容を通して、データ利用(もしくは再利用)の方法の一つとして捉えてみようというものです。

フリーで配布されていた、ティラノサウルスのデータをダウンロードして来ました。それが図1~2です。凄いデータです。そのままポリゴン展開をしたら、とんでもないことになりそうです。こんなデータを本当にペーパークラフトに出来るのでしょうか。

前回の手順を確認します。

1)自分の好みの3Dデータを探して入手します。フリーでダウンロード出来るものや、数百円で購入出来るものもあります。
2)XSI ModTool(無料版XSI・Windows版のみ)を入手します。
3)1)で入手したデータを2)のソフトで読み込み、ポリゴンリダクションを行います。
4)3)で作成したデータをペパクラデザイナーで展開します。

まずは、XSI Mod Toolを入手しましょう。現在、XSI ModToolの名で検索するとバージョン7.5以降がヒットしますが、7以降は書き出しできるファイル形式が限られているので、今回の用途について言えば、バージョン6以前がオススメです。それ自体は無償配布のもので、現在公式サイトでは旧バージョンの配布は行っていませんが、非営利の再配布はライセンス上可能なようなので、自分で探してみるなどして入手してください。

入手出来たら、ダウンロードファイルをダブルクリックしてセットアップを始めます。手順に従えばインストール出来るはずです。

セットアップ出来たら、早速、ティラノサウルスのデータを読み込んでみましょう。

このコマンドで、.objファイルを読み込みます。
図3
読み込めました!
図4
オブジェクトを選んで、ポリゴンを減らすコマンドを選びます。
図5
ダイアログが出るので、減らす程度や減らし方を調整…。
図6
ペパクラデザイナーで何も考えず自動展開!
図7

図3 XSI ModTool起動直後の画面。このコマンドで読み込みます。
図4
読み込めました。ポリゴンが細かいです。
図5 オブジェクトを選択して、ポリゴンリダクションのコマンドを選択します。
図6 リダクションの程度を調整します。ちょっと簡単にし過ぎでしょうか。でも、これでも意外と細かいところが出て来たりします。

ここには、いろんなコマンドがあるので、自分の好みの形になるまで、いろいろとトライしてみるといいでしょう。言うまでもありませんが、出来るだけ簡単な形にするのがコツですが、あえて原型を残して、リアルなモデルや展開にチャレンジしてみるのもアリです。

この例では、歯などの細かいところは消えるほど減らしました。そうしたところは、後で一枚紙で作った方がよかったりもするので、後々の調整で柔軟に考えた方が吉です。あまりこだわらずに大勢を見ましょう。納得いく形…というのはなかなか難しいですが、まあまあの形が出来たら、データを保存します。ペパクラデザイナーで読み込める形式で保存出来るようにしましょう(保存形式は、ソフトウェアの仕様表示を確認してください。.obj形式などを読み込めます)。

では、ペパクラデザイナーに読み込んで、いよいよ展開です。今回は、いきなりオートで展開してみましょう。展開したのが図7です。人に提供する展開図作品としてはちょっとNGでしょうが、自分で組み立てるだけなら、これでも何とかなりそうですね。ペパクラデザイナーには、細部の調整機能もありますので、必要に応じて調整しましょう。これで展開図の完成です。

今回の例では、ポリゴンリダクションも展開も全く自動ですので、よく見ると立体が左右対称でない部分が発生しているとか、形や分割が必ずしも美しくないなどといった問題も発生していますが、もうちょっとこだわりたければ、ペパクラデザイナーに読み込む前に、3Dデータの再調整を行うとよいでしょう。逆に、まだ難しすぎると思う場合には、XSIに戻ってさらに簡単な形にポリゴンリダクションを行います。

展開図内に、非常に細かいカケラのような単独面が発生していますね。画面左側では赤く表示されてるところですね。これは、自動処理で発生した細かい孤立したポリゴンですので、組み立てに際しては無視してもよいでしょう。これも事後調整の範囲ですね。

ペパクラデザイナーでは、どことどこが貼り合わせになるかの対応関係を調べ(図7右側の赤いライン)、表示する機能もありますので、出力しておくと便利です。

これを厚めの紙にプリントアウトして、色を塗って組み立てれば、夏休みの工作くらいにはなりそうです。以上、お手軽ペパクラ展開図の作り方でした。

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